「暇だなぁ」と思えるようなったら、回復の現れと聞いたことがある。
最近少し時間を持て余すことがあり、持久力も出てきたような気がして、
タスクを増やして少しずつ負荷をかけるようにしている。
今日は受診した帰りに久しぶりに何を買うわけでもなく本屋や雑貨屋など ぶらぶら見て回った。
これまで 外出をすると用事が済んだら即刻家に帰りたくなり、ぶらつく余裕はなかったが、
ウィンドウ・ショッピングを楽しめたことが嬉しい。
きれいなシフォンのワンピースに見とれたけど買い物は我慢、我慢。
思えば数ヶ月前、まだ症状が重かったとき、鏡に映った自分の姿は、
何を思ったか自分で散髪したバザバサ頭で、食事もあまり摂れず体は薄っぺらくガリガリで顔は老け込んでいた。
このままヨボヨボと歳をとって行くんだろうと思うと悲しくて余計に気が滅入った。
主治医の先生から初見で食事が摂れているか訊かれ、"粥で何とか"と答えると、
胃腸の粘膜を修復しつつ気持ちを楽にしてくれる薬を処方してくれた。
そんな薬があるんだなぁと思いながら、服薬を始めたら、てき面に食欲が改善して今は普通に一人前食べられるし、美味しいと思える。
体重も下げ止まり発症前ぐらいまで戻っている。
ありがたい。
でも今日はちょっと歩きすぎたか、帰ってから2時間ぐっすり眠ってしまった。
こんなにのんびり生活していることに罪悪感はあって、家族には申し訳ない気持ちだけれど、家族は私を責めたり焦らせたりはしないでいてくれる。
某精神科系ユーチューバーの人も「メンタルの不調は見えないから分かりづらい。"骨折した"と同じようなもの、思うように歩けない、動けないの当たり前と思って気長に」と言っていたのを自分に当てはめて、ちゃんと"骨がくっつくまで"は慎重で良いと思いたい。
良い兆候は現れているから、回復を信じて今しばらく、ゆっくりさせてもらおう。
🐵今日の1曲
Laufey / Slow Down